新卒の就職活動に失敗した私のその後〜人生終了どころかバリバリ始まったよっていうハナシ〜

就活失敗

こんにちは!Yukikoです。


この記事では、私が実際に新卒の就職活動に失敗した話をもとに

就活失敗しても人生は終わらない。むしろそこから人生は始まっていく


というハナシをしていきます。


就活がなかなかうまくいかなかったり、希望する会社から内定をもらえなかったり。


はたまた内定をもらって入社したものの、理想と現実があまりにも違って挫折感を抱いてしまったり。。。


そんな時に、ふと


「あ〜人生終わったな」


と思ってしまう気持ち、痛いほどわかります。

かつての私もそうだった


しかーし!!!!そんな簡単に人生は終わりません。


というか、こんなことで終わらせる必要も、終わらせる意味も


まーーーったくないんです。


むしろ挫折を経験したからこそ、人生は切り開かれていきます。。。!!!

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目次

私の就活失敗談

Yukiko


私は文字通り、新卒の就職活動に失敗しました。


大学4年生の5月には内定をもらっていましたが


入社後、秒で「あ、間違ったな」と実感するほど


当時の会社にまったく馴染めなくて。。。


その馴染めなさとは、ちょっとした程度ではなく


会社の社風やルールから始まり、上司や同期との人間関係もまったく上手く築けず。


新入社員研修は、私にとってかなり納得のいかないもので


「こんなお遊戯会みたいなことやってられへんわ」


と心の中で何万回もつぶやいたほど。


当時の私はきっと周りから


「とっつきにくくて何を考えているかわからない、浮いている人」


と思われていたかもしれません。





そんな状態で新入社員研修が終わり、現場に配属されてからは


即行長時間勤務となり、早朝5時から夜中の12時まで働いたことも。


当時の上司は気難しい人だったので


信頼関係もうまく築けず、高圧的な態度は日常茶飯事で


パワハラを受けたこともありました。





そんな生活を半年ほど続けたある朝、仕事に行こうとベットから起き上がり


母に「おはよう」と声をかけようとしたら。。。


「え、どうやって言うんやっけ?」と頭が真っ白に。


それからも、自分の口から言葉を出そうとするとパニックになり


話すことに対して、恐怖を感じていたのを今でも覚えています。


その後、病院の先生から「不安障害」と診断され


ドクターストップがかかり、半年間休職することになりました。

私が新卒の就職活動に失敗したワケ

Florida


私の就活失敗談を聞くと、たいていの人にとって


会社側が悪いように見えると思います。


長時間労働かつパワハラ体質だったので


会社の労働環境にも確かに問題はあったと思いますが。。。




私のケースで言うと、明らかに自分自身に問題があったために


こんな状況を引き起こしたのだと思っています。


今だからわかることですが。。。


私自身、新卒の就職活動を適当にしていました。


いやいや、当時は死に物狂いで就活をしていたのは確かなんですが


就活のやり方自体をかーーーなーーーり間違えていました。


就職活動の目的をまったくちゃんと理解しないまま


内定を取ることがゴールになり、ただひたすらがむしゃらに就活をしていました。




当時のことを振り返った今


私が就職活動に失敗したのは、以下4つが原因だと断言できます。

①業界研究や企業分析を全くせず、大手企業しか受けなかった
②就活の軸が「積極的に海外駐在をさせてくれるところ」しかなかった
③自己分析を全くせず、自分の向き不向きややりたい仕事など、何もわからない状態だった
④内定を取ることが目的になり、入社後の社会人生活を全くイメージしていなかった


他人軸で就職活動をしていた当時のワタシ。


ネームバリューや企業ブランドしか見ておらず


これまで自分の意思を持って人生の選択をしてきた経験が少なく(というかほぼ無く)


自分の好きなことややりたいことを見つける術も知りませんでした。


「人生は世の中が敷いたレールに乗って生きていくもの」と思っていた当時のワタシ。


親の言うとおりに、先生の言うとおりに、誰かの言うとおりに従ってきたので


いざ「自己理解を深めよう!」とか


「自分のやりたいことを仕事にしよう!」と言われても


なかなか見つけられなかったというのが本音です。


むしろ「自分の意思を持っていいの?」


「勉強や仕事って与えられてするものじゃないの?」という感じで


それまで自分で自分の人生を歩んでこなかったことが明らかなほど


他人からの評価を気にして、承認欲求が強い方だったと思います。

就活失敗後の私の人生

蘇州


大学卒業後に入社した会社で全然うまくいかずに


わずか半年で休職することになった私の社会人一年目。


SNSを開けば、そんな私とは打って変わって


社会人生活をエンジョイしている会社の同期や大学時代の友人。


そんな彼らを横目に、仕事も人間関係も何もかもうまくいかなかったワタシ。


これからの人生、どうやって生きていけばいいんだろうと


「人生終了ってこういうことか」とすっかり落ち込みモードに突入していました。





でも、人生ってそんな簡単には終わらないんですよね。


私の話で言うと、失声症を発症後、半年間休職することになり


最初の3ヶ月はロクに何もできず


朝起きて、ご飯食べてぼーっとして、夜になったら寝て、また起きて。。。の繰り返し。


少しずつ外に出かけたり、友人と会ったりするようになり


徐々に元気を取り戻していったものの。。。


やはり働くことに対しては消極的で


自分が社会人としてもう一度働くことに、全く自信がありませんでした。





そんな時に、たまたまご縁が繋がっていき。。。


とある会社の社長さんで「あなたを採用したい」と言ってくださった方と出会いました。


「僕の会社はそんなにヒドく無いから。リハビリやと思って働いたらええよ!」と言ってくださり


「この社長の会社だったら、少しは頑張れるかもしれない」と思えたので、転職することに。


その会社で3年半勤務後、かねてより夢だった海外移住を叶えるべく


大好きな街、ニューヨークへ大学院留学し


卒業後は就職のため、アメリカ中西部のミシガン州へ引っ越して。。。


縁もゆかりもないこの街で、夫と出会い結婚しました。


失声症を発症し、半年間の休職を終えてからこれまで約10年間。


ただひたすら前を向いて、無我夢中に突っ走ってきました。


この10年の間、もちろん大変なこともたくさんありましたが


就活に失敗した辛い過去を思い出す暇もなく。。。


むしろ、就活に失敗した経験を通じて味わった悔しさが糧になり


ここまでやってこれたんだと思います。

就活に失敗した人が「人生を切り開く」ためにやるべきこと

Yukiko

大学卒業後、社会に出て一年も経たずに休職することになりましたが


丸6ヶ月休んでいる間にやったことは。。。

自己分析


たったこれだけ。


「いやいや、就活でもうやったし!」と思われるかもしれませんが


私が言っている自己分析とは。。。

自分の人生を自分らしく生きるために「自分自身と丁寧に正直に向き合う」


ということです。





私の場合は、丸6ヶ月の休職期間があったので


その間に自分の心もカラダもしっかり休ませて


ナチュラルな状態で「素の自分」と向き合うことができました。


毎日起きてご飯を食べてぼーっと過ごして、夜になったらまた寝て。。。


こういう生活を繰り返す中で、少しずつ色んなことに興味を持ち出し


本を読んで色んな人の生き方に触れたり


キレイなものを見たくなって、美術館に行くようになったり


気分転換に旅行をしたり。。。





そんな生活を送る中で


「自分ってどんな人間なんだろう」
「私はどんな人生を送りたいんだろう」
「好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、不得意なことってなんだろう」


というように、自分自身とどんどん正直に向き合うようになりました。


自分のことがだんだんわかるようになり


自分自身が持っている価値観がはっきりしてきたこと。


その価値観を軸に、これまでは「会社に合わせて話していた自己アピール」が


いつしか「自分の心から出る本当の言葉」に変わっていきました。


自分の人生に対する自分の考えを素直に持つようになり


偶然なのか必然なのか。。。最終的には、転職先の会社と出会えました。




就活中で、なかなかうまくいってなかったり


自分の希望している業界から内定をもらえなかったり。。。


内定をもらって入社したものの、社会人生活がうまくいってなかったりなど。。。


このような方は、一旦自分と向き合うことを意識してみてください。


「卒業までにもう時間がない」と焦る気持ちや


「忙しくてそんな時間も余裕もない」と思うのもわかりますが。。。


人生100年時代。まだまだこの先長いんです。


そんなに生き急がなくても大丈夫。


まずは週末だけでも構わないので、ゆっくり自分と向き合う時間を作りましょう。


就活中の方だったら、しばらく就活から離れるのもアリ。


自分の心と向き合うために、自分自身に余裕を持たせてあげること。


自分のことを知れば知るほど、自分が望むとおりの選択をしていけるようになるので


少しずつ、自分の将来を自分でつくっていけるようになりますよ。。。!!!

就活に失敗したからこそ逆に得られるモノがある

Tigers


就活に失敗して落ち込んでいる人や


これから就活をする方で就活に失敗しないか不安に感じている人がいると思いますが。。。


大丈夫です、人生なんとかなります。


うまくいかない時ほど逆にチャンス。


たくさん悩む中で、自分なりの「答え」って見えてくるもの。


私は新卒の就職活動に失敗しましたが。。。


逆にあの時、思いっきり頭を打てて良かったと本気で思っています。


あの頃は「私の人生詰んでるやん」と底を見た気分になりましたが。。。


就活に失敗した経験を通じて


挫折から少しずつ自分自身を取り戻すチカラや


うまくいかない時の心の保ち方


そして、何よりも「自分軸を持つことの大切さ」に気づくことができました。


たとえ就活に失敗したとしても


それ以降の長い人生をサバイブしていくために


これらを身につけれたのは、貴重な経験だったように思います。




人は基本的に


楽しい人生を送りたいと思い、自分の未来を明るく描いているもの。


しかし、実際はうまくいかない時ってあって当たり前なんですよ。


そんな時こそ、どれだけバツ(×)をマル(○)に変えていけるか。


自分以外の人が、どれだけ自分に対してバツ(×)をつけたとしても


自分のチカラでマル(○)にしていくこと。


これが幸せな人生を歩む一番の近道になることだと信じています。

なんくるないさ〜

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