ニューヨークの$1ピザはワタシにとって「人生の味」

みなさん、こんにちは!Yukikoです。


涙とともにパンをかじった者でなければ、人生の本当の味は分からない



これは、ドイツ人の小説家ゲーテの名言として有名ですよね。


「人生を本当の意味で味わう」ということは


嬉しさや楽しさだけではなく、苦しみや悲しみを経験すること


というような解釈ができます。


苦労を経験し、泣きながらパンを食べ


「あ〜これが人生ということなんだな〜」


と味わっている姿が想像できますね。


そして、この名言に出てくるパンは私にとって


ニューヨークで食べた$1ピザでした。


目次

ニューヨーク生活の現実

子供の頃から折に触れては「外国文化」に興味があり


20歳の時にイギリスへ語学留学したことを機に


「海外で生活すること」を夢見るようになりました。


それから紆余曲折しつつも、たまたま一人旅で訪れたニューヨークに心惹かれ


26歳の時に念願ニューヨークへ大学院留学をすることになりました。


ニューヨーク


ニューヨークに到着して間も無い頃は


これから始まるニューヨーク生活にワクワクが止まらず


Jay-ZのEmpire State of Mindを聴きながら


There’s nothing you can’t do〜♪と口ずさんでいました。



しかし、ニューヨークでの生活が本格的に始まると


厳しい現実を目の当たりにするようになりました。

どんどん減っていく貯金

アメリカでは留学生の就労は違法なので


学内でパートタイムとして働くこと以外は基本的に働けません。


そのため、ニューヨークでの生活は


日本でコツコツ働いて貯めたお金でまかなっていたのですが


学費や教科書代、家賃などの生活費全般を支払っていると


みるみるうちに貯金が減っていきました。



あれだけ頑張って貯めたお金がいとも簡単に減っていく様子を見て


「生きることの大変さ」をあれだけ痛感したのは、後にも先にも無いと思います。


Money

大学院の課題に追われる日々

私が通っていた大学院は、名門校ではなかったので、レベルも比較的易しめだったと思いますが


そもそも学力に自信がなく、これが私にとって初めての長期留学だったので


膨大な量の課題や先生からの厳しい評価を目の当たりにし


とにかく毎日必死に授業と課題に取り組んでいました。



英語での授業に慣れていない非ネイティブの私が


周りに遅れを取らず好成績をキープするためには、人一倍努力する必要があったので


勉強のサポートをしてくれるアカデミックセンターに行き、朝から晩まで課題に取り組み


課題が多い時期は、土日返上で一日中論文を読み漁り、パソコンに向かいました。



大学院での生活がキツすぎて、帰り道に目を閉じてふらふら歩きながら帰ったこともありましたし


ある学期では、セメスター終了後、過労とストレスで病院にかかったこともありました。


なぜこんなに大学院での勉強を頑張ったかというと


卒業後はニューヨークで就職したかったこと


そして、アメリカでの就職活動では学業の成績も重要視される
からです。


必死に勉強をした結果、GPA3.9(満4.0)で卒業できました。

外国人・マイノリティとしてアメリカで生活する大変さ

私がニューヨークへ渡ったのが2017年で、ちょうどトランプ大統領が就任した年でした。


実は、アメリカではオバマ大統領の頃から、少しずつ移民に対して厳しくなっていたのですが


トランプ大統領になってから、移民への風当たりは目に見えるほどかなり強まりました。


まず就労ビザの取得に対して、かなりハードルがあがったこと


それに伴い、企業側の外国人の採用が次々と無くなっていったのです。


卒業後もニューヨークに残りたいという想いに対して、現実はかなり厳しく


大学院に通う一方で、卒業後の生活がなかなか思い描けずにいました。

relax

厳しい現実の中ニューヨークで食べた$1ピザから学んだこと

長年の夢だった海外生活を実現するために、コツコツお金を貯めて


やっとの想いでニューヨークへ留学できた、にも関わらず現実は厳しく


貧乏留学生がマイノリティとしてニューヨークで生活していくことの大変さ


を実感し、先の見えない毎日が続きました。

アイデンティティクライシス


一時期は、ニューヨークのキラキラした部分がかすんで見え


一体自分はどこに向かっているのか、何になりたいのか、何がしたいのか


このままガムシャラに頑張ることに何の意味があるのだろうか?


これだけお金と時間と労力を費やした先に何が得られるのだろうか?


と、悶々と過ごすことが増えました。



そんな時に食べていたのが、ニューヨークの至るところにある$1ピザで


紙皿からはみ出るほど大きい一切れのピザが、なんと$1で売られているんです。


単純計算で$1=100円



学校に向かう道すがら、空腹をできるだけ安く早く満たすために


よくこの$1ピザを買って食べていました。




ピザを片手に行き交う人達を見ながら


世の中の厳しさや自分の不甲斐なさを目の当たりにし


悔しい気持ちでいっぱいになり、ぽろぽろと涙がこぼれたことがありました。


理想と現実があまりにも違うこと


先が見えず、日々不安が大きくなっていく中で


あの時、ただ一つ自分自身を支えていたのは


「絶対にどうにかなる」という根拠のない自信だけでした。


酸いも甘いも噛み分けて、食べたニューヨークの$1ピザは


私にとって、まさに「人生の味」そのものでした。


sad



この経験から学んだことは


日本国民として、日本で生活していた頃がどれだけ恵まれていたか


ということ、そして


働くこと、お金を稼ぐことがいかに大切であるか


ということです。




世の中には、確かにお金では買えないモノがあると思います。


しかし一方で、お金が無ければ、必要最低限の安全で健康的な生活は送れないということ


そして


やりたいことが満足にできず、充実感のない生活を送ることになってしまいます。


そうです、お金というのは「人生を豊かにする大切なツール」なのです。


Jumping



大学院を卒業後、残念ながらニューヨークでの就職は叶いませんでしたが


ミシガン州で就職先が見つかり、働き始めて今年で3年目になりました。


今では、欲しいモノはある程度買えるようになり


独りで食べていた一切れ$1のピザが


今では$20の大きなピザを友人に振る舞えるようになりました。



私自身、やりたいことはたくさんあるので、まだまだ夢半ばですが


ニューヨークでのこの経験が私を前に進ませる原動力になっています。


そして、この経験があったからこそ


以前と比べて、自分の人生により貪欲でいられるようになりました!


ブルックリンブリッジ


夢や目標を実現すべく、世界中から多くの人が訪れる街、ニューヨーク。


さまざまな価値観が融合した唯一無二の街に一度訪れてみませんか?


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この記事を書いた人

日本生まれ日本育ちの純ジャパ。
日本の大学を卒業後日本で4年半社会人生活を送り、渡米。ニューヨークにある大学院を卒業後、就職でミシガンへ。企業で働きながら、ミシガンライフを謳歌中。

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