アメリカ人って実はファッションに興味がないんです

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アメリカへ来て早5年。


日本にいるときに抱いていたアメリカ人に対するイメージの中で


いくつか「あれ?違うかったな」と思うことがありました。


今回は私の独断と偏見で「アメリカ人って意外と〇〇」ということを話していきます。

目次

〇〇にそこまで気を遣わない

私の中で、アメリカ人は意外にも


見た目にそこまで気を遣わないイメージがあります。


渡米する前は、アメリカには「オシャレな人がたくさん居る」と思っていました。


というのも、留学先であるニューヨークはファッションで有名な場所。


ファッションウィークやMET GALAなどの祭典が毎年行われていること。


またFITやParsonsなど有名なファッションの大学があります。


当時の私は、ニューヨークへの興味は強かったのですが


アメリカ全体のことをあまり理解していなかったので


ニューヨーク🟰アメリカと思っていた節が少なからずあったと思います。

ニューヨーク



でも、ニューヨークにいた頃も


正直そこまでニューヨーカーに対して、オシャレだと感じなかったっていうのが本音です。


もちろんファッションが大好きで、オシャレな人もたくさんいるのはいるのですが


一般的に日本人と比較した時の見た目へのこだわりや興味関心度は


アメリカ人の方が低いと思います。

アメリカでは女性がばっちりメイクするのは、パーティーや大事なプレゼンがある時。


普段の大学生活やオフィス勤務で、そこまでメイクをしっかり毎日している人はあまり見かけません。

そっちのほうが好きやけど


今や日本でもユニクロを筆頭に、ベーシックカジュアルが主流になり


シンプルなものをオシャレに着こなすという概念が、日本でもわりとポピュラーになってきていると思います。





アメリカではユニクロができるもっと前から


ベーシックカジュアル代表のGAPというブランドがありました。


GAPが販売する服はどちらかというと


「華やかでオシャレなファッション性のあるもの」というより


「安くて気軽に着られる機能性重視のもの」です。


今でこそ、日本ではユニクロやGAPの


「シンプルな服をオシャレに着こなす」というマーケティングがなされているので


日本でもベーシックカジュアルを楽しんでいるように見えます。


一方で、アメリカではこの「シンプルな服をオシャレに着こなす」というマーケティングが


そこまでされていないように思います。


そのため、アメリカ人は機能性重視のものをそのまま着ています。




また、ファッション業界で世界No.1のインデックス(ZARA)も


かつてアメリカでのビジネス拡大に失敗しています。


その要因の一つに、アメリカ人のファッションへの関心度の低さも挙げられています。

この本めちゃくちゃおもしろかった


アメリカのテック企業であるFacebookの社長マーク・ザッカーバーグや


Apple創業者の故スティーブ・ジョブズも


「毎日どの服を着るべきか考える時間がもったいない」ということで


何着かの服をルーティーンで着まわしていたそうですね。




アメリカは日本と違って、さまざまな人種で国が成り立っているので


価値観も多種多様です。


その中でも、ファッションに対しては


流行りに左右されない、各々のスタイルを楽しんでいるところもアメリカの特徴だと思います。

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