みなさん、こんにちは。Yukikoです。
アメリカへ来て早4年が過ぎました。日本にいるときに抱いていたアメリカ人に対するイメージの中で
いくつか「あれ?違うかったな」と思うことがありました。
今回は私の独断と偏見で、「アメリカ人って意外と〇〇」ということを話したいと思います。
※なお、このテーマの記事は複数にしようと思っています。今回はPart1となります

〇〇にそこまで気を遣わない
私の中で、アメリカ人は意外にも、見た目にそこまで気を遣わないイメージを持っています。(これはファッションという観点においての話をしています)
私が渡米する前は、アメリカには「オシャレな人がたくさん居る」というイメージがありました。
その理由として、ニューヨークという街がファッションで有名だったので
というような感じで、ふわっと描いていました。
しかし、ニューヨークにいた頃も、正直そこまでニューヨーカーに対して、オシャレだと感じませんでした。
もちろんファッションが大好きで、オシャレな人もいましたが
一般的に日本人と比較した時の見た目へのこだわりや興味関心度は、アメリカ人の方が低いと思います。

ニューヨークでもこんな感じなので、ミシガンはもっとそこまでオシャレではありません。笑


今や日本でもユニクロを筆頭に、ベーシックカジュアルが人気となり
シンプルなものをオシャレに着こなすという概念が、日本でも割とポピュラーになっていると思います。
しかしユニクロができるもっと前から、アメリカにはGAPというブランドがありました。
GAPが製造及び販売する服は、どちらかというと「華やかでオシャレなファッション性のあるもの」というより
「安くて気軽に着られる機能性重視のもの」です。
今でこそ、日本ではユニクロやGAPの
「シンプルな服をオシャレに着こなす」というマーケティングがなされているので
人々はベーシックカジュアルを楽しんでいるように見受けられます。
しかし一方で、アメリカではこの「シンプルな服をオシャレに着こなす」というマーケティングが
そこまでなされていないように見受けられます。
そのため、アメリカ人は機能性重視のものをそのまま、ただ着ているのではないかと想像します。
また世界のファッション業界でトップの売り上げを誇るインデックス(ZARA)も
かつてアメリカでのビジネス拡大に失敗しています。
その要因の一つに、アメリカ人のファッションへの関心度の低さも挙げられています。
巨大アパレル2社のビジネスモデルが詳細に語られております。日本に住んでいるほとんどの人がユニクロで服を買ったことがあると思います。いつも着ているユニクロのビジネスについて、また世界ナンバー1のZARAのビジネス戦略が分かりますよ!私も読んだことがあるのですが、結構面白かったです!
アメリカのテック企業であるFacebookの社長マーク・ザッカーバーグや
Apple創業者の故スティーブ・ジョブズも
「毎日どの服を着るべきか考える時間がもったいない」ということで
何着かの服(パーカーなど)をルーティーンで着まわしている(いた)そうですね。
Facebook創設の軌跡が描かれております。一大学生が作ったSNSが瞬く間に世界中に楽しまれるようになるシーンは、とても興味深く面白かったです!
今や日常のありとあらゆるところにApple製品があります。人々にこれだけ愛されるブランドを遺したジョブズの人間性が細部まで描かれている、とても素敵な映画です。
アメリカは日本と違って、さまざまな人種で国が成り立っているので、価値観も多種多様です。
その中でもファッションに対しても、日本のような
流行りに左右されない、各々のスタイルを楽しんでいるところもアメリカの特徴だと思います。
今回はアメリカ人の意外なところをお話しました。リアルなアメリカを見てみたいと思った方は、コロナが落ち着いてから、ぜひアメリカへお越しください!